2022.07.25 お知らせ

アルツハイマー病についての当社と筑波大学との共同研究が専門誌Psychiatry Res Neuroimagingに掲載されました

アルツハイマー病（AD）についての当社と筑波大学との共同研究が専門誌のPsychiatry Res Neuroimagingに掲載されました。筑波大学産学リエゾン共同研究センターにおける当社と筑波大精神医学との研究成果です。

【ポイント】
・ADリスク患者（APOE4キャリア）におけるアミロイド沈着とMRI解析によるコネクトームは相関することがわかりました。
・ADリスク患者（APOE4キャリア）において、頭頂部のコネクトームが変化しやすいことがわかりました。
・本研究により、MRIによるコネクトーム解析はADの診断に役立つことが示されました。

［用語説明］　コネクトーム： 磁気共鳴画像（MRI）によって脳神経系において神経細胞の接続により構築された神経回路を網羅的に解析したもの

Ota, M.; Numata, Y.; Kitabatake, A.; Tsukada, E.; Kaneta, T.; Asada, T.; Meno, K.; Uchida, K.; Suzuki, H.; Korenaga, T.; et al. Structural Brain Network Correlations with Amyloid Burden in Elderly Individuals at Risk of Alzheimer’s Disease. Psychiatry Res Neuroimaging 2022, 319, 111415.

概要等はこちら（ScienceDirect）※当社外のウェブサイト