なぜ、
MCIの検査なのでしょうか?MCIは認知症の一歩手前の段階、
十分に予防ができる状態だから
近年、社会的な課題として大きく取り上げられることが多い「認知症」。認知症の中でも最も割合が高いアルツハイマー型認知症は、ある日突然発症するのではなく、長い年月をかけて脳内に原因となる物質が少しずつ蓄積した結果です。症状を自覚できるほど進行してしまったら治療するのは難しい病気です。
「MCI = 軽度認知障害」は、認知症を発症する一歩手前の状態を指しています。最近の研究ではこの「MCI = 軽度認知障害」の段階で気づき適切な予防をすることで、その後の進行を抑える可能性があるとわかってきました。
MCIスクリーニング検査プラスは、脳内に原因となる物質が蓄積されやすいかどうかを調べる検査です。この検査を受けることで、あなたが将来MCIになりやすいか(または既にMCIの可能性があるかどうか)がわかります。検査結果が良好な方も、そうではない方も、自分の状況に合わせて生活習慣を見直すきっかけとすることで、将来認知症になってしまうリスクをあなた自身がコントロールできるのです。